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フィボナッチ馬券

枠連と出目の関係

  白銀比を検討している最中に、馬連イレギュラー、複勝イレギュラーを白銀比で再計算すると、当たり馬券と同一の数字・数値「シェアだったり、オッズだったりします」に到達したレースが有りました。このことは、もう少し調べてからブログにアップします。
 本日は、白銀比を検討している際にぶち当たった枠連の枠のことです。フィボナッチ馬券では、フィボナッチ穴馬をブービー(7番)人気枠とラスト(8番)人気枠に配置されたフィボナッチ数21の±3の範囲のオッズに該当する単勝オッズ18倍~24倍の馬と規定しています。その後、オッズ10(テン)と言う名目で単勝オッズ10倍を挟む2頭(3頭の場合もあります)に規定しました。しかし、これはフィボナッチ数列の8、13の間に配置された馬であり、この馬たちが馬連の相棒であるケースを発見しました。先のフィボナッチ穴馬単勝オッズ18倍~24倍は、オッズ20と微妙に重なる配置になっています。
  フィボナッチ数列だけで穴馬を探索するならば、これで良いのですが枠連との絡みでブービー人気枠、最低人気枠を検討した時点で悩みが大きくなりました。実際、枠に関係なく単勝人気オッズ21倍前後の馬が穴馬になるケースは多々あります。しかし、7番人気枠、8番人気枠に配置されたフィボナッチ馬の威力は強烈ですし、往々にしてフィボナッチ数列の34、55、89に係わる穴馬がピックアップできます。つまり、フィボナッチ穴馬には、①単勝オッズ18倍~24倍で7番人気枠、8番人気枠に配置された馬、②単に、単勝オッズ18倍~24倍の馬、③7番人気、8番人気の穴枠に配置されてしかも、フィボナッチ数列の1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89・・・の34倍、55倍、89倍にあたる単勝人気馬、の三通りあることになります。この馬たちの馬券が単勝1番人気のオッズに密接に係わっています。
 フィボナッチ馬券では、この以上の2つの概念の他に、「オッズホール」と言う概念も使います。よく言われるオッズの断層です。オッズホールとは、当たり馬券に近づく重要なツールです。基本的には、A馬とB馬の間にオッズ×1.5倍~2.0倍の隔離があった場合にオッズホールと言っています。このオッズホールがフィボナッチ穴馬の直後に配置されれば文句なしの穴馬になります。時には、オッズホールの直後に穴馬がいる場合もあります。特に、55倍、89倍、144倍たりのフィボナッチ穴馬の場合にはオッズホールが前後します。
  オッズホールの意味は、馬券になる馬をホールで区別して示している点です。実はこのことは、上位人気馬にも当てはまります。オッズホールは、直前馬との間の1.5倍~2倍のオッズ間隔ですが、上位人気馬間では解りにくくなります。オッズ1.5とオッズ2.5の間にオッズホールがあるとは言い辛いと思います。この時、フィボナッチ数を使い、単勝1番人気馬のオッズの1倍、2倍、3倍、5倍にあたるラインが何処に、何本入るかで人気サイドのオッズホールを検討します。最低2本、出来れば3本以上のオッズライン(ホール)があることが望ましいと考えています。

  話が、だいぶ脱線しましたが、本筋の枠連の話です。「Yahoo1知恵袋」で、「枠連が何故無くならないのか」、ということについて、JRAで馬取扱業務に従事していると称する方が、以下のように説明しています(抜粋)。
  「枠連には、一定のファンがいることと、的中する確率がグッと高くなることから、とりわけライトユーザーおよびビギナーを始めとした競馬ファンに根強い人気があるということです。あまり競馬へ参加する頻度が少ないファンにとっても、馬連、馬単などよりも比較的難しくなく楽しめる、ということからニーズがきちんとある、という認識です。
  また、もうひとつの理由として、わが国では賭博そのものは禁止されており、それを競馬法および関係する法令に基づき競馬の開催が認められている観点があり過度に射幸心を煽ることは、わが国における競馬の存在意義から問題がある、ということにあります。そのため、JRAで一時期に枠単が発売されていましたが、射幸心を煽ると問題視され、廃止されたものでした。」 
 枠単が、射幸心を煽ると問題視され、廃止されたにも係わらず、馬単、三連単が導入されています。先のJRAの方(回答している人が必ずしもJRAの方かどうかは定かではありません。JRAの方と称する方です)。この方の弁を借りますと、射幸心を鎮めるために益々「枠連」の重要性は増していると考えて良いのでしょうか?そこで、早速「Wikiペディア」の「投票券」の項目で枠連を調べてみました。
  『枠別に色を分ける方式を最初に採用したのは競馬で、1931年から1932年に札幌競馬倶楽部の決勝審判員を務めていた人が、着順判定の明瞭化を図るために採用したものであった。しかし、他の競馬倶楽部は従来通り馬主が定めた帽色を使用し続け、1937年の日本競馬会発足の際に、札幌競馬場でも枠別の色分けは廃止された。戦後、競輪が枠ごとに帽子の色を分ける方式を採用し、競馬・ボートでも採用されるようになった。
 中央競馬においては1957年より採用され、当初は6枠の6色であったが、1963年には8枠連勝式導入に伴い外枠分が追加され8色になり以下の通りとなった。1枠・白、2枠・赤、3枠・青、4枠・緑、5枠・黄、6枠・水、7枠・茶、8枠・黒。色と番号(枠番色・車番色とも共通)

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  尚、枠ごとの帽子の色については、大井競馬場が中央競馬と同時に8枠連勝式を取り入れた際に、現在の色を採用して以後、各地の地方競馬場に広がって行った。中央競馬もそれに合わせて1966年に現在の色に変更されている。競輪とオートレースでは、6枠制の時代から一部の番号で2色の組み合わせが用いられてきたが、近年は競馬で使われている枠番色にならって変更され、現在はすべての公営競技で番号と色が統一されている(9番の紫は競輪が2002年4月から採用した)』。以上がWikiペディアからの引用です。面白いですね、9番には紫色が指定されているのですね。
 『その昔、競馬には連勝式の馬券は枠連しか存在しなかったので、当時の競馬ファンは何の疑いも持たずに枠番連勝複式の馬券を買っていました。そして、ダントツの人気馬が競走除外になっても、同枠に1頭いるからと言う理由で返還を受けれないファンの不満を解消するべく、馬番連勝複式が登場した。』と、「競馬で勝つ方法」(http://kkc.keiba365.com/0010.html)と言うブログに有りました。
  さて、馬連、馬単、三連複、三連単の登場で一見枠連の存在意義は薄れてしまったかのように見えますが、それでも未だに枠連はJRAで発売されています。何故なのでしょうか?
「フードマスターの趣味の部屋(http://www.pluto.dti.ne.jp/~misaki1/)」の「競馬のチョットした話(http://www.pluto.dti.ne.jp/~misaki1/keiba-o/sono21-25.html)」と言うブログに8枠制に移行した経緯が述べられています。長いですが以下に引用させて頂きます。

『なぜ8枠制なのか?
 1948年(昭和23年)競馬会が解散し国営で競馬開催へとなります。民間の一団体でありながら全国の11競馬場を統制し、競馬開催権を一手に握る日本競馬会の運営は、独占禁止法に触れる。そのため、国営で競馬開催を行うことになり、日本競馬会は解散することになりました。

連勝式馬券発売、場外馬券発売所設置。
  馬券の売上が伸びずに悩んでいた日本競馬会では、単勝と複勝以外の馬券を発売することで意見が一致し、新馬券として、連勝単式馬券の発売を開始した。これは出走馬を外枠の馬から順上がりにくくり、6枠制度とした。つまり、7頭ならば6番と7番の馬を6枠にし、8頭ならば5番と6番を5枠に、7番と8番を6枠にしたのです。そして、1着と2着の馬をそれぞれ当てることにより、最大36通りの馬券が楽しめるようになった。新馬券の発売と同じく、馬券売上の増加のために進められたのが、場外馬券発売所の設置。銀座2丁目の旧プレイガイド店で試験的に発売されました。

1963年(昭和38年)に6枠連単制から8枠連複制へ移行。
 一つの枠に複数の馬が入ることによって起こりうる紛争を可能な限り防止するため、その一方で、射幸心の過熱も避けなければならないため、4月1日から、8枠連複というまったく新しい制度が導入された。東京・中山・京都・阪神は8枠制、その他の競馬場は6枠制、地方競馬はいずれかを選択することが決定した。

6枠から8枠へ
  当時この移行は不評であった。「配当が減った」「1着と2着の順番が逆でも当たりというのはスポーツ精神に反する」、などの意見があった。実際、躍進を続けていた中央競馬の売上も、8枠連複に切り替わった途端にガクッと落ち込みました。
 今まで慣れ親しんだ6枠連単とは要領が違います。戸惑った部分もかなりあった様です。夏の福島競馬で再び6枠連単が売られ、異常なまでの人気を呼んだのはその証しとなりました。とは言っても、出走馬が激増した秋以降の中央場所は「連複だろうがなんだろうが、馬券的に妙味アリ」、と考えるファンが多く、徐々に売上を伸ばし、現在に至っています。』

  やはり射幸心が問題なのですね。チョット納得出来ませんので、今現在も6枠制を採用している競艇はどうなのでしょうか?やはり、Wikiペディアから引用させて頂きますと、以下の通りです。
 『競艇では他の公営競技に比べ当日の出目が参考になることも多い。これは各艇の進入コースが、インから出走表の通りになることが多いことが関係している。顕著なのは当然1号艇であり、1着を連発することも多い反面、1着が1~2回に終わることもある。これは当日の風や水面のコンディション、心理的なものなどに起因すると思われる』。
  しかし、「進入固定競走」と言うのもあるらしい。『各艇の進入コースは1コースを1号艇、6コース6号艇と決めておく「進入固定競走」が全競艇場で行なわれていた時期があった(ある競艇場では全開催レースを進入固定にしたこともあった)。当然1コースつまり1号艇が断然有利になるため、レースの紛れが少なくなって、あまりファンからの支持を得られず、一時期は開催される競艇場が少なくなっていたが、その後再び実施する競艇場が増え、現在では浜名湖、蒲郡、津、鳴門、児島、丸亀、下関、若松、芦屋、唐津、大村の11競艇場で行われている』。

 どうも、枠制とは6枠制、8枠制は別としても「出目」に関係があるのかも知れない。射幸心を煽るのは「怪しからん」とか「皆に儲けてもらいたい」などと言うのは農林水産省の官僚が言い出しそうな言い訳にしか過ぎないと言うことで納得しました。では、また。 by fineteqint

by fineteqint | 2012-08-03 15:09 | Trackback | Comments(0)
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