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フィボナッチ馬券

第5回 フィボナッチ馬券学講座

5. フィボナッチ穴馬、フィボナッチ大穴馬
① フィボナッチ数列
 このブログを始めるときの切っ掛けがフィボナッチ数列です。フィボナッチ数列は、順に1,1,2,3,5,8,13,21,34・・・となっています。この数列は、「隣り合う2つの数を加えると、次の数に等しくなる」という規則をもった数列です。実は、この数列の隣り合う2つの数の比率が黄金比の値の近似値になっていきます。また、このフィボナッチ数列は自然界に多くみられます。
  その例として、
1)花の花弁の枚数は3枚、5枚、8枚、13枚のものが多くあります。
2) ひまわりの種の並びは螺旋状に21個、34個、55個、89個・・となっています。
3) 螺旋状に生えている植物の枝や葉では、隣り合う2つの葉のつくる角度は円の周を黄金比に分割する角度である、などがあります。
  「パイナップル」や「まつぼっくり」を良く見ると、「まつぼっくり」を松の枝にくっついている側から見て、「まつかさ」は螺旋状に並んでいて、右回りに数えると8個ずつ、左回りに数えると5個ずつになっていることがわかります。この様に「まつかさ」の配置のなかにもフィボナッチ数列が隠れています。「モールス信号で使用するモールス符号の生成」にはフィボナッチ数列の考え方が非常に有効だと言われていますし、「2項式のn乗の展開」に出てくる「パスカルの三角形」の中にもフィボナッチ数列が隠れています(面白数学講座より引用)。
  このフィボナッチ数列、つまり黄金比が競馬のオッズにも隠されているのではないか、と考えたのが「フィボナッチ馬券学」の切っ掛けです。株式のチャート分析にも、このフィボナッチ数列が隠されています。株式市場も人間の「思惑」や「欲」に左右されていますが、競馬のオッズに現われる「人気」にも通じるものがあるのか、と考えた訳です。特に、「8」「13」と「21」に大きな意味があります。穴馬は単勝8番人気~13番人気に設定しています。最近は18番人気までに(×)が付くこともあります。「18」はオッズクラスター「18~24」の初めの数です。ここまで、2011年6月2日のブログより再掲・加筆しました。
② フィボナッチ数(1,1,2,3,5,8,13,21,4,55・・・・)の中で、8と13、21が特に重要です。株式のテクニカル分析のときの実感です。最近はFX投資で複雑な数式で分析する方法が多々あると聞いていますが、ロートル相場師の実感としては、この8(1週間)、13(2週間)、21(3週間)単位での株式の変化日は、今も生きているのではないかと考えています。8日間上昇して、その8日目から下降するだけでなく、次の8日間は休むこともあります。勿論、続騰することもあります。8日が7日だったりする事もままあります。それは、数え始める日を上昇1日目から数えるか、1番安い株価のときから数えるか、陰線最安値から数え始めるか、陽線最安値から数え始めるかで多少、日数が異なってきます。その辺りは融通を利かせて運用します。大相場になって行くほど変化の周期は長期間単位に変化してきます。8日転換、13日転換、21日転換になるに従って上昇が大きくなります。これは、日数だけでなく、週数、月数、年数などにも援用できます。
  尚、トリボナッチ数(ウイキペディアより引用)と言うのもあって、フィボナッチ数列が「前の2項の和」なのに対し、トリボナッチ数列は「前の3項の和」だそうです。最初のいくつかの項は、0,0,1,1,2,4,7,13,24・・・だそうです。フィボナッチ数列とトリボナッチ数列でダブっている数字は、0や1,2以外では13だけです。更に、テトラナッチ数列というのもあって、フィボナッチ数列が「前の2項の和」、トリボナッチ数列が「前の3項の和」なのに対し、テトラナッチ数列は「前の4項の和」だそうです。最初のいくつかの項は0,0,0,1,1,2,4,8,15・・だそうです。ここでは、8がダブっています。恥ずかしながら、私、誕生日は8月13日です。これは、奇跡ではありません。21は単に、8+13=21なので、この数字を重要に考えていますが、先のトリボナッチ数の24とあわせて、オッズ的には21~24倍(=21+3)にある馬たちを穴馬に指定しています。一応、穴馬オッズの下限は18倍(=21-3)も視野にいれて検討しています。2011年6月6日のブログより再掲。
  では、また。by fineteqint

by fineteqint | 2012-05-07 16:10 | Trackback | Comments(0)
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