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フィボナッチ馬券

フィボナッチ馬券学(3)

  「穴馬クラスター」に付いて前回述べましたので、今回は「穴枠、大穴枠」に付いて解説したいと思います。穴枠とはJRA8枠制度における7番人気枠、ブービー人気枠を意味します。大穴枠は8番人気枠、つまり最低人気枠のことです。6番人気枠は7番人気枠に複数頭数が隣接している場合には検討します。6番人気枠は準穴枠と位置付けています。何故これらの枠に注目するかと言うと、7番枠、8番枠にいる馬がフィボナッチ数列の単勝8番人気~13番人気にいるケースが多いからです。6番人気枠は5番人気~7番人気の馬たちになります。人気サイドで大金を賭ける馬券師の方は、1番人気枠、2番人気枠の中から勝負馬券を選択すれば良いのだと思います。フィボナッチ馬券は穴馬洗い出しの馬券ですので、当然ブービー人気枠、最低人気枠に注目することになります。 
  頭数の規定はしていませんが、12頭立てのレースですと1頭枠が4枠と2頭枠が4枠になりますので、一応の目処を12頭立て以上のレースにしています。少頭数は全く、検討しないかと言うとそうではありません。不思議と少頭数でも荒れる場合があります。これは、気の弱い馬が少頭数でしかも外枠などに配置されたときに、大駆けするケースが多々あります。私は馬の気性などは解りませんが、真夜中のフィボナッチではオッズの偏りとして顕著に現れることがあります。この場合には、少頭数でも検討します。
  穴枠、大穴枠、準穴枠に配置された馬はフィボナッチ数列の8番人気~13番人気に該当しますので、穴馬の可能性は高いと言えます。この穴枠、大穴枠、準穴枠に配置された馬が、昨日の「穴馬クラスター」に配置されますと、穴馬候補としての可能性は格段に高まります。説明が前後しましたが、この穴枠、大穴枠に配置された馬がどのクラスターに居るかが問題になります。この時、単勝1番人気のオッズが関係してきます。
  穴馬方程式と呼ぶならば、穴枠、大穴枠、準穴枠に配置された馬で、1番人気馬のオッズが2倍台なら第1穴馬クラスターに、オッズ3倍台なら第2穴馬クラスタに、オッズ4倍台以上なら第3穴馬クラスターに、オッズが1倍台なら第4穴馬クラスターにいる時が穴馬になる最大のチャンスです。但し、第1クラスターは常時注目しておく必要があります。注意を要するのは、馬の前後にオッズホールが必要になります。普通はオッズホールの直前馬か次直前馬が穴馬候補になります。但し、単勝1番人気が連れてくる大穴馬はオッズホールの直後馬か、次直後馬になります。簡単な記号で示すと以下の通りです。◎:(1番人気)、(・・・):オッズホール、(△):馬、(▲):穴馬
1番人気1倍台  ◎(1番人気)・・・△△△△・・・▲大穴馬(オッズ60倍台~)
1番人気2倍台  ◎(1番人気)・・・△・・▲穴馬(オッズ20倍前後)・・△△・・△△・・・
1番人気3倍台  ◎(1番人気)・・・△・・△・・▲穴馬(オッズ30倍前後)・・△△・・△△
1番人気4倍台~ ◎(1番人気)・・・△・・△・・△・・▲穴馬(オッズ40倍台行~)・・△△
  オッズホールの見方は様々ですが、基本的にはオッズ差とオッズ比率の2つでチェックします。言葉で言うのはチョット煩雑ですが、オッズ差は最低10、オッズ比率では最低1.5倍が目安です。オッズ差で言うと、オッズ20倍と30倍のオッズホールとオッズ50倍と60倍のオッズホールでは、前記のオッズ20倍と30倍の方が、オッズ差では同じですが、比率で1.5倍と1.2倍ですので大きなオッズホールとなります。まあ、ザックリ決めれば良いと思います。オッズ配列で重要なのは左右対称などの「美しさ」です。フィボナッチ数列はその「美しさ」を要求します。 では、また。 by fineteqint

 

by fineteqint | 2012-01-20 14:02 | Trackback | Comments(0)
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