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フィボナッチ馬券

フィボナッチ馬券学(2)

  フィボナッチ馬券学(1)を顧みながら馬券学(2)を書いてみます。その前に、勝手に名付けている様々な名称について解説します。この解説で、フィボナッチ馬券のことは解って頂けると思います。
  フィボナッチ漸化式とは、昨日も述べたように、前2項を加えた数の数列です。1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89・・・・。このフィボナッチ数列は自然界に様々な形でその様態を現しています。植物の葉の付き方や人間の体の中の寸法比率、宇宙の星雲にまで、この数列に支配されています(もう1つの私の競馬ブログ「競馬依存症の独り言 http://ameblo.jp/fineteqint/」のサイドバーにフィボナッチ紹介映像を張り付けてあります。音楽も素敵なので暇なときに立ち寄ってみて下さい)。この数列を馬券に応用しようと考えたのは、もし私がJRAのプロデューサーなら、この数列を利用して競馬界を差配できるのではないかと考えたからです。昔、広告代理店でJRAのPRをしたときに、少しだけお手伝いをしたことがあります。私は新しい時代の新しい事業を創造する「Business Design」というコンセプトでThink Tankのコンサルタントをしていましたが、その折にチョット横から口を出した程度ですが。競馬を始めたのも、この時の広告代理店の人から、今で言うところの「サイン競馬」を教えて頂いたのが契機でした。この頃には、競馬とフィボナッチ数列は全く関連付けられてはいなかったのですが、JRAは元々、農林水産省の管轄下にある特殊法人ですので、役人がすることは、必ず裏があると徐々に考えるようになった、と言う訳です。
  話がずれてしまいました。「穴馬クラスター」「穴枠、大穴枠」「馬連シェア(販売順)」「複勝指数」「馬連指数」などについて順々に述べていきます。その前に、また、チョット寄り道しますが、フィボナッチ馬券で重視する数字に付いて述べておきます。現代競馬は8枠で最多出場馬数は18頭ですので、穴馬として、21、34、55に重きを置いています。これは、基本的にはオッズを表わしております。人気サイドでは、勿論1、2、3を重視する事になります。この数字はオッズでもあり、1番人気、2番人気、3番人気でもあります。また、単勝1番人気のオッズ×1、×2、×3の役割を果たします。5、8、13はオッズであるとともに、5番人気、8番人気、13番人気を表わすものと考えています。これも、単勝1番人気のオッズ×5、×8、×13に使用します。5番人気、1番人気オッズ×5は、軸馬と穴馬の中間で勝馬にもなりますし、馬券になる可能性が高い馬です。所謂、オッズ10倍前後の馬になります。オッズが10倍前後の馬は大変多いので、オッズ10を挟ん多い方の馬たちが馬券になると考えて下さい。但し、この中に人気サイドの1桁台の馬と、20倍に近い18~20までの馬は除いて検討します。これらの馬は、別の人気サイド、穴馬サイドで活躍する馬なので、10倍前後の評価基準から除きます。尚、オッズ18手前の、オッズ15倍~18倍は準第1クラスターで結構馬券になります。この準穴馬クラスターが馬券になるときは、人気サイドと準穴馬、穴馬(若しくは、大穴馬)で馬券が大爆発するときです。三連系の馬券を視野に入れて、人気サイド、2着候補、穴馬候補を検討する次第です。これまで述べた馬たちが一緒に現れる訳ではないので、言葉で言うほど馬券構築は煩雑ではありませんから安心して下さい。かなり、機械的に馬券を構築できます。
① 穴馬クラスター
  フィボナッチシートでは、単勝1番人気から順に最低人気までを配置しています。クラスター分けはセルごとに色分けしています。時間が無くて色なしの場合も多々あります。お許しを願います。眠たいときですので。穴馬クラスターは、18<第1クラスター<24、31<第2クラスター<37、52<第3クラスター<58、86<第4クラスター<92、と言うことです。クラスターに漏れたオッズの馬は適宜、近いクラスターに組み入れて下さい。基本は飽くまで第1穴馬クラスターの21±3です。
  絶対的ではありませんが、穴馬は、単勝1番人気が2倍台のときは第1クラスターに、3倍台のときは第2クラスターに、4倍台以上のときは第3クラスターに、1倍台のときは、第4クラスターに穴馬がいることが多いようです(この辺りは昨日と多少変えました)。特に、私の利用するオッズは前日の真夜中ですので、最終オッズとはだいぶ違います。この時刻のオッズを利用するのは、一定の思惑の馬券投票がこの時間に行われることが多いのではないか?若しくは、オッズプロデューサー(いるかいないかは解りません)がオッズを操作しているのではないか?と、考えているからです。昔は、投票が始まると全ての馬に、決められたかのように一定のオッズが現れました。最近はそうでもなく、私がデータをダウンロードする際に、未だ無投票の馬がいます。その場合には、分析を取りやめます。
  でも、先に述べました様に、フィボナッチ数列に支配されているとするなら、締切直前のオッズの方が理に適っていると思います。それとも、最終的にはオッズプロデューサーがフィボナッチ数列に合わせてオッズを調整しているかも知れません。株式市場の自己株買いのような方法が考えられますがどうでしょうか?それなら、フィボナッチ馬券で全部馬券が取れるはずですが、敵もさる者、そう簡単には姿を見せません。プロデュースするレースと手を加えないレースがあるのではないでしょうか?そうしないと、フィボナッチ馬券の「よって立つ」ところが無くなってしまいますので、そういう事にして置いて下さい。私だったら、投票数が大きなメインレース中心に9R、10R、11R、12Rに手を加えます。手口をカモフラージュするために当然、投票数の多いレースに介入すると考える方が自然だと思います。私のように真夜中のオッズで馬券が当たるレースと当日の午前10時ごろのオッズ(オッズ分析の方はこの時間のオッズを利用されている方が多い様です)で馬券があたるときも多々あります。両方ともが馬券になることも勿論あります。私は、真夜中のオッズで判断できない時は、当日の10時ごろのオッズで再チェックします。
  先週の1月15日の小倉11R、2着になった⑧サンライズモールは最終5番人気ですが、前日では単勝8番人気で馬連シェアは4番人気でした。明らかにオッズに偏りが見られた訳です。3着になった⑨オーシャンカレントは真夜中のフィボナッチでは単勝16番人気でしたが、馬連シェアでは11番人気でした。この2頭は、当日のオッズ分析では拾えない馬券です。少なくともフィボナッチ馬券では拾えません。私は年寄りのくせに夜型の人間ですので、前日フィボナッチの真夜中オッズで今後も行こうと思います。今回はこの辺で止めておきます。では、また。by fineteqint

by fineteqint | 2012-01-19 23:30 | Trackback | Comments(0)
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