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フィボナッチ馬券

株式のテクニカル分析 「変化日」について

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  昨日、お話した「変化日」について、Wikipediaの「一目均衡表」から「変化日」の項目を引用させて頂きます。
 『一目均衡表は株価の騰落よりも時間を重視したテクニカル指標であり、時間論により導かれる変化日での変化の仕方が相場の行方を占うものとして重要視されている。ここで言う”変化”日を”転換”日と言わないのは、その日に相場が転換するだけではなく、加速や延長をする場合もあるためである。時間論には以下の二種類がある。
■基本数値
  時間論の基本となるもので、以下のような数値があります。
  9,17,26,33,42,51,65,76…(フィボナッチ漸化式、1,1,2,3,5,8,13,21,34,55・・・に似てます。)
これらの数値を相場の天井や底、或いは上昇・下降相場の途中の高値・安値を起点として数える。 また、一定の値段を相場水準と仮定して、その値段を初めてつけた日からの基本数値での現れ方を見る時にも使う。 その場合、起点の日から数えて基本数値の日において同じ値段あるいは高値、安値をつけやすい。 基本数値を導き出す明確な法則はなく数も多いため、同じチャートにおいても複数の解釈ができ、時間論の難しさ、複雑さの要因となっている。
■対等数値
  基本数値とは異なり、その相場自体が上げた・下げた日数を元に数える方法である。
  以上、二種類共に波動論との関連で数えるものである。なお、2本の先行スパンの交差する日を変化日として扱う事については、原著において均衡表各線の交差する日は特に重要と書かれているため、間違いとは言えないものの、上で述べたような基本数値や対等数値で変化日を導き出す方法が本来のやり方であることに注意するべきである 』。 以上、ここまで引用。
 
 株式投資やFX投資をされている人なら理解は早いでしょうが、我々「馬券」投資家にはチョット、チンプンカンプンのところがあります。私が30年ほど前に証券会社に勤めているころの諸先輩は方眼用紙に株式チャートを書き込んで、変化日を計算していました。
  先ほど、基本数値のところで、フィボナッチ漸化式に似ていると書きましたが、この箇所は、私の感想を追記したものです。フィボナッチ数は自然界の現象に数多く出現し、「花びらの数はフィボナッチ数であることが多い」、とか「葉序(植物の葉の付き方)はフィボナッチ数と関連している」、とか「蜜蜂の家系を辿っていくとフィボナッチ数列が現れる」、とか言われています(Wikipediaより)。そう言う意味では、フィボナッチ数列の方が一目均衡表の基本数列より歴史も深く、説得力があるのではないかと、勝手に良い方に解釈しています。
  ところで、「フィボナッチ数列」と「一目均衡表の基本数列」だけでは、これが何で馬券のオッズ分析に援用できるのかはいまいち、理解が進まないと思います。そこで、私が注目したのが、株式の出来高(人気の有無)と馬券の投票数(一応、オッズや売上シェアを利用)でした。このとき、株式の出来高が多いと「上昇する」とか、少ないと「下降する」とか、簡単には言えませんが、少なくとも、出来高が多い銘柄には売買が集中している訳ですから「人気がある」と言えます。出来高と株価の上昇・下降は、オッズの高低と馬券の勝ち負けのような関係で、オッズが低い(人気がある)から必ずしも勝つ訳ではなく、オッズが高い人気の無い馬でも勝つことがあります。
  この関係を、単勝オッズを基本として、フィボナッチ数列に置き換え、しかもオッズの様態で観察・分析したものが「フィボナッチ馬券」です。オッズの様態には、オッズの並び、オッズホール、馬連シェア、複勝穴馬シェアなどを検討しています。これは、フィボナッチ馬券学の縦糸です。株式の変化日にあたるところは、枠人気で検討しています。時間軸の変化日と言うより、株式の出来高の変化を枠人気に置き換えたものと理解して下さい。人気の変化を時間変化と捉えるのではなく、出来高の変化として枠人気を使っています。経時変化をオッズに当て嵌めて、時系列変化を分析すれば、更に良い結果が出ると思います。尚、1番人気枠から8番人気枠までの中で、変化が起きるとするならば、穴馬探索を目指すフィボナッチ馬券では、当然、8枠になります。勿論、中穴馬券を目指すのであれば、5番人気枠でも6番人気枠でも良いのでしょうが、穴党馬券では、自ずから8番人気になります。この枠穴人気がフィボナッチ馬券学の横糸です。
  しかし、私の株式の変化日は「13」でして、これは実は、「1週間=7日」であることの延長線上にあります。詳しくは述べませんが、7日の中でダブルカウントする起点があり、変化日を「13」日に定めていました。この事と枠人気の試行錯誤から枠穴人気は「8番人気枠」ではなく、「7番人気枠」を穴人気枠に指定し、「8番人気枠」は大穴人気枠に格上げしました。
  以上が、変化日とフィボナッチ穴枠人気の関係です。長くなりましたが、興味のある方は馬券で試みて下さい。それにしても、JRAは何故、枠連を未だに使っているのでしょうか?私が、フィボナッチ馬券学を検討した切っ掛けは、この「枠連」の存在でした。 by fineteqint
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by fineteqint | 2011-08-08 12:29 | Trackback | Comments(0)
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