フィボナッチ馬券 | |||||
東日本大震災から1年が経とうとしています。昨年の3月18日のブログ内容です。「復興には長い時間が必要かと思いますが、これからが大変です。皆さん、頑張って下さい。何かお手伝いができないかと思っていますが、日々、節約・倹約するのが精一杯です」。今も、思いは変わりませんが、生活も変わりません・・・・。 フィボナッチ馬券について6回ほどブログで紹介していますので、自省の念も込めて改めて転載させて頂きます。 2011年3月18日 『フィボナッチ数列が馬券に役に立つ様です。つまり、単勝の1番人気オッズの1倍、2倍、3倍、5倍、8倍、13倍、21倍・・・・を境に、その前後に断層があればそれが馬券になる、という考え方です。我々、穴馬馬券派は13倍、21倍辺りの馬から、5倍、8倍を相手に馬券を買います。紐には1倍、2倍、3倍も検討します。13倍馬や21倍馬は3着になることが多いので、3連複かワイド、若しくは3連単の3着(又は2着)付けで検討します。例えば、単勝1番人気オッズが1.5の場合、13倍馬のフィボナッチオッズは19.5前後、21倍馬のフィボナッチオッズは31.5前後になります。この前後にオッズの断層(オッズ差が5.0以上か?)があれば、この馬が軸になります。相手は、5倍オッズの7.5と8倍オッズの12近辺の馬になります。紐の1倍オッズ(1番人気)、2倍オッズの3、3倍オッズの4.5あたりですが、重なることも多々あります。試してみては如何ですか?尚、以前は、8倍と13倍を一緒にして10倍で試しましたが、別々にした方が良い様です。』 現在は、この10倍前後の馬が大活躍しています。尚、現在では、1番人気の2倍、3倍、5倍、8倍・・・・・ に該当する馬ではなく、単純に8~13倍オッズの馬、18倍~24倍オッズの馬・・・・にしていますが、チョット再考する必要があるのかと思います。 2011年3月23日 『先週の回顧。 ファルコンSの1人気は⑯2.0倍、 1着 ⑮ヘニーハウンド 25.6倍(2.0×13=26.0倍の内側近似値、1人気の同枠馬は注意) 2着 ⑥スギノエンデバー 9.1倍(2.0×5=10.0倍の内側近似値) 3着 ⑪テイエムオオタカ 4.9倍(2.0×3=6.0倍の内側近似値) 阪神大賞典1人気②2.9倍、 1着 ③ナムラクレセント 5.4倍(2.9×2=5.8倍の内側近似値) 2着 ②コスモメドウ 2.9倍(2.9×1=2.9倍、1番人気) 3着 ⑩モンテクリスエス 12.6倍(2.9×5=14.5倍の内側近似値) 中京記念1人気⑦ラフォルジュルネ4.3倍、 1着 ④ナリタクリスタル 4.9倍(4.3×1=4.9の外側近似値?) 2着 ⑯シャドウゲイト 18.6倍(4.3×5=21.5の内側近似値) 3着 ①アンノルーチェ 39.7倍(4.3×8=34.4の外側2番近似値、内側は近似値の28.9倍 の同枠シンメイフジが狙いだった→同枠馬は馬券のポイント) 先週のフィボナッチ穴馬は中京記念の⑯18.6しか当たりませんでした。阪神大賞典は本命派馬券なので無理でしたが、ファルコンステークスのヘニーハウンドは途中オッズでも注目していたので、残念でした。我々は、穴頭派なので、飽くまでフィボナッチ数列の8倍、13倍、21倍でオッズの断層の内側が狙いです。何か1頭掴めれば、それを軸に他のフィボナッチ数倍に流します(BOXでも良いかも?)。相当、投票馬券の数が減ります。中京記念のようなこともあるので、フィボナッチ断層の上下2頭(都合、4頭に流せば、確率は高くなります。実際、トータラーザー社の「オッズポイント」と言う書籍では、馬連の1番人気のフィボナッチ倍数の上下4頭に流すことを推奨しています)。でも何か、大きな仕組みに近づいたような気がします。オッズの採取時期と最終オッズまでの経時変化の予測。オッズの断層の決め方、単勝以外のフィボナッチオッズなどです。 (※注 オッズの断層はトータライーザー社の「オッズポイント」という書籍で紹介されています。もしかすると、商標登録されているかも知れませんので、一言お断りしておきます。以降は、オッズホールとでも命名しましょうかね。)』 現在のオッズの採取時間は、前日の真夜中です。この時間のオッズに、大きな歪みが多々見られるからです。当たり前と言えば、当たり前ですが。 2011年3月27 高松宮記念は、下記のように⑥アーバニティ、⑧サンカルロ、⑬ダッシュアゴーゴー、⑭エーシンフォワードのワイドBOXで、辛うじて⑥-⑧が取れました。人気上位3頭の中で、外枠の⑬ダッシュアゴーゴーの代わりに⑭エーシンフォワードが飛んでくると読んだのですが、④キンシャサノキセキが1着でした。昨日は、前日オッズを元にした流し馬券で、相手も多少違いますがお許しを。このほか、午後からのレースで変な動きをした馬券の複勝を色々買ってみましたが、駄目でした。 穴馬探索でフィボナッチ数列を参考にしてますが、実は人気馬の取捨選択にも結構役に立ちます。馬券の数(外れ馬券)が飛躍的に減ります。④と⑬はオッズ(オッズ差0.2は誤差の範囲?)が近接していたので判断を間違えましたが、⑤ジョーカプチーノが馬券にならないのは明確でした。今回のオッズは4つのグループに分かれていました。第1グループがオッズ一桁代の⑤、⑬、④、第二グループが⑧、①、⑭、⑮のオッズ10倍代、第三グループが⑦、⑩のオッズ30倍代、第四グループが⑫、⑥、③のオッズ70倍代~80倍代、ここまでが馬券の対象。これ以降はご愛嬌で複勝応援馬券と考えます。決め手は、単勝1番人気2.8(確定オッズで計算していますが、昼頃やレース30分前のオッズでもあまり変化がありません)のフィボナッチラインのオッズホールの内側が対象馬券です。2.8×2=5.6、2.8×3=8.4、2.8×5=14、2.8×8=22.4、2.8×13=36.4、2.8×21=58.8、2.8×34=95.2のフィボナッチラインの最内側は④キンシャサノキセキ、⑭エーシンフォワード、⑩サマーウインド、③サンダルフォンです。これだけでは、当たり馬券に到達しません。単勝フィボナッチラインに加えて、先のオッズギャップも合わせて検討します。フィボナッチラインの2倍ライン(5.6)と3倍ライン(8.4)の2本が④キンシャサノキセキと⑧サンカルロの間に入りましたので、この2頭は馬券の軸になります。5倍ライン(14.0)はギャップが無いので馬券に関係ないと判断します。8倍ライン(22.4)内側の⑮ワンカラット(悩みましたが、重馬場専用馬と判断)と13倍ライン(36.4)、21倍ライン(58.8)内側の⑩サマーウインド(GⅠなので、ダート馬と考え馬券からは外しました)は一応、馬券の対象になります。最後の34倍ライン(95.2)の内側⑥アーバニティ、③サンダルフォン(0.1差は誤差の範囲)が馬券の対象です。この中で、阪神1200mの馬場を考え、中枠から外枠に注目しました。何だ、結局、屁理屈ばかりで、最後は馬場かよ、なんて言わないで下さい。目指すものは、誰がやっても、いつも同じ結果が出る穴馬券の研究です。今回のミソは⑥サンカルロの軸と穴の⑧アーバニティの選択です。⑤ジョーカプチーノはGⅡまでの馬で、今回はお客様とフィボナッチラインは示していました。大本命なら、5倍ラインまでが⑤を囲みます。今日は、高松宮記念の回顧とフィボナッチ穴馬研究の考察方法を述べてみました。では、また。 』 2011年3月31日 『本日は、様々な言葉を統一しようと思います。 ①フィボナッチ馬券学→題名(表題回数は継続) ②フィボナッチライン→単勝1人気オッズ×1、×2(第2ライン)、×3(第3ライン)、×5(第5ライン)・・・。 ③オッズホール(hole)→以前にオッズ断層、オッズギャップと言っていた、オッズとオッズの差の大きいもの。(「オッズ」と言う言葉自体が、トータライザー社の商標登録だそうです。一言、お断り致します。) ④フィボナッチ(軸)馬→ライン・ホールの最内側に配置された馬で、ライン13、ライン21の馬。 ⑤フィボナッチ穴馬→ライン34、ライン55、ライン89近辺で、ホール内外の最っも近くに配置された馬。 ⑥フィボナッチ相手馬→ライン5、ライン8の最内側に配置された馬(往々にして、オッズホールに係わらない。オッズホールに係われば、軸馬として検討する)。 ⑦フィボナッチひも馬→ライン1、ライン2、ライン3の最内側に配置された馬。 ⑧フィボナッチ検討馬→単純に、フィボナッチ数列に近いオッズ近辺に配置された馬。オッズ1.0最近似値(ひも馬)、2.0最近似値(ひも馬)、3.0最近似値(ひも馬)、5.0最近似値(相手馬)、8.0最近似値(相手馬)、13最近似値(軸馬)、21最近似値(軸馬)、34最近似値(穴馬)、55最近似値(穴馬)、89最近似値(穴馬)、144最近似値(応援馬、複勝穴馬)に配置された馬。オッズホールの最内外側であれば尚、良い。 ⑧は、①~⑦までの各項目にヒットしています。競馬会はフィボナッチ数列に支配されていると考えても良いかもしれません。単に、単勝だけの検討に過ぎませんが、何かを掴んだ気がしています(自信過剰気味ですが)。この他、枠連(1番人気の同枠代用馬)や馬連を導入すれば、より明確になると考えています。但し、チョット複雑になります。フィボナッチ馬券学は、誰がやっても、簡単で、いつも同じ結果になることを目指しています。開催日によるダート、芝の傾向や競馬場別・距離別特徴は、抑えておくと馬券選別に役立ちます。因みに、今週、阪神の芝はBコースへ代わります。基本的に中枠、内枠の先行馬が有利で、1800mだけ「差し」が有利になるかと思います。』 現在の穴馬の定義が変わってきています。悩むところです。 2011年4月1日 『フィボナッチ馬券学を始める経緯は、トータラーザー社「オッズポイント」で紹介されていた、「JRA の賞金配分は、1着を10とすると、2着は5、3着は3、4着は2、5着は1の比率」、と記載されていたくだりを読んでことです。もしかすると、3着、4着あたりで0.5ポイントぐらい間違っているかも知れません。なにせ、古いことなので、お許しを。この JRA の資金配分の数列が、フィボナッチ数列の1、2、3、5、8、13・・・・、と一致するからです。賞金配分では、8、13のところを10で分かり易くしています。念のため、「オッズ」はトータラーザー社の商標登録です。 この書籍では、馬連の分析でオッズポイント、オッズ断層などのコンセプトを紹介しています。本文の方にも大変興味がありましたが、賞金配分に大変興味を持ったことを記憶しています。競馬(馬券、オッズのこと)の研究に大型コンピュータを導入したのは、JRA よりトータライーザー社の方が古いそうです。今でも、トータラーザー社のオッズ分析は的確です(これ、受け売りです)。 私が興味を持った理由は、もし、私が日本の競馬の全体像を構築するなら、多分、このフィボナッチ数列のアルゴリズムを採用して、オッズを体系付けるだろうな、と考えたことです。馬券売上の75%を払い戻し、残り25%の更に半分をJRA運営で費やし、半分を国庫に収める仕組みになっているそうです。貴族の楽しみや掛け金(ステークス)の奪い合いとして発展してきたイギリスやアメリカを遥かに凌ぐ国民的イベントになっている日本の競馬界は、競馬場の形、芝・ダート(日本の場合、寧ろサンド)の区別、坂の配置など、きめ細かく「眼くらまし」を「馬の競争」にまぶして、大興行に仕立て上げています。所謂、サインとは違いますが、思いやり馬券等も含めて仕組んでいると思います。 文部省管轄の大相撲と同様、農林水産省管轄の JRA も興行としての仕掛けはあると思う方が普通です。ヒトだけが係わる大相撲(仕掛けがバレバレ)と違い、ヒト、馬が係わるJRAの方が遥かに大掛かりな仕掛けがあっても、不思議ではないと思います。競輪、競艇はヒトと機械が係わるので、仕掛けはより簡単なもので済みます。』 2011年4月7日 『少し古い話ですが、タチバナ式馬券術(1998年)によりますと、1998年上期の1,376レースを4分割すると、①160円~870円、②880円~1980円、③1990円~4890円、④4920円~213,370円に344レースずつ等分できるそうです。この場合に中央値は1,980円~1,990円になります。データの総和数をデータ数で除した平均値とは違います。中央値とは、数のバランスではなく、偏りのバランスです。この比率はその後も大きくは変わっていないと思います。もしかすると、もっと、④グループに偏っているかも知れません。 実は、先の4分割(グループ毎に344レースが含まれる)が面白いのは、①グループでは、払い戻し額197,360円(2.7%)、②グループの払い戻し額は466,480円(6.4%)、③グループの払い戻し額は1,054,430円(14.5%)、④グループの払い戻し額は、5,533,240円(76.4%)だそうです。これは、出現率を同一にしたもので、各グループで計算すると、全体の25%の④グループが払戻金の約75%を占めているということです。逆に言うと、75%の馬券師は25%の配当を目ざし、25%の馬券師は75%の夢配当を得ているということである。①、②、③のグループは、当たってもマイナスか、終わって見ればマイナスになっているということです。 それでも、当たったという射幸心は心理的に大きく投票行動にあらわれます。JRAの戦略としては、これで十分だと思っています。いや、もっと、④より⑤(1,000万以上)、⑥(10,000万円以上)を煽って行こうという戦略です。この辺に枠連存在の意味がありそうです。 逆説的ですが、高額配当が出れば出る程、新しい、高額馬券が開発されればされる程、枠連にスポットライトが当たります。何故なら、低配当の枠連が、高配当の馬連、馬単を演出します(1番人気、2番人気の代用)。中配当の枠連が大穴馬券(人気薄同士の馬券)を演出します。枠連とフィボナッチ馬の絡みで勝ち組の④グループには直ぐに入れます。このフィナボッチ数列は私が証券会社に勤めていたときに利用させていただいた、株式の変化日である7~8日、13日~14日、21日~22日、33日から34日に対応しています。株式投資の変化日はフィボナッチ軸馬、穴馬に合致しています。 一番簡単な証券市場でのフィボナッチ数列の使い方は、フィナボッチ数列に係わる、日、週、月、年の単位で売買すると、殆ど間違わないということです。フィボナッチ数列と枠連馬券があれば、JRAの秘密にチョットは近ずけるのではないでしょうか。』 『フィボナッチ馬券の簡単な手順を示します。 ①フィボナッチラインの確認・記入(特に、8、13、21の各ラインと大穴として、34、55ライン) ②フィボナッチホールの確認・記入(ラインの近辺以外にも、③のオッズ近辺にも留意) ③ライン13内とオッズ13近似馬のホールの有無の確認、ライン21内とオッズ21近似馬のホールの有無の確認、ライン34内とオッズ34近似馬のホールの有無の確認。 ④枠連の売れ方順位と単勝の人気順位のイレギュラーを確認。(馬券の荒れ方の判断) ⑤1番人気、2番人気の同枠馬とその隣枠の③チェック項目とのすり合わせる。人気枠の隣枠にはライン13、ライン21、ライン34の人気薄馬でホールの内外近辺に配置される穴馬が多いので注意が必要。 ①~⑤で大体の候補が炙り出せると思います。これに人気薄の逃げ・先行馬を加えれば、もう鬼に金棒です。この馬たちの中で、馬場の得意・経験、内外枠の傾向で判断すれば、かなり馬券の精度は上がります。何せ、買う馬券を減らし、当たり馬券に近づきます。 尚、フィボナッチホールでは、例えば、1番人気で1.2倍、2番人気以降が7.8倍などのような場合、1ライン~5ラインが1番人気と2番人気の間に入り、私が名付けたブラックホールが発生します。この1番人気が確実かどうかの判断ですが、一応、連軸にはなりますが、必ずしも勝つとは限りません。寧ろ、この場合、ライン21、ライン34、ライン55、ライン89を軸にした馬券の方が遥かにコストパフォーマンスが良いようです。ホールとは内外の区別に用いますが、必ずしも内側だけでなく、外側を暗示しているケースも多々あります。』 1年前のフィボナッチ馬券でした。ではまた。 by fineteqint
by fineteqint
| 2012-03-07 20:18
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